キタン会100周年記念事業の実施についての提案(平成29年3月) 

2020年(平成32年)、名古屋大学経済学部・研究科は、その前身である名古屋高等商業学校の設立から100周年を迎えることになる。母校の学術研究支援を目的として活動するキタン会は、この大きな節目の年に、大学と連携しながら、会と会員の力を結集し、100周年記念事業を実施する。
今回の提案は、基本事項・事業・広報・資金・キタン会のあり方の5項目である。「会のあり方」を設けた理由は、100周年という大きな節目を機会に、会の改革・改善を行って、真に大学や卒業生に貢献する健全な団体としたい願いからである。
なお、当チームは来年度「検討委員会」と名称を変えて、引き続き検討を進めることとなるので、「実施に向けての組織体制」の提案は行わない。

1. 基本事項
(1) 開催時期は、2020年(平成32年)秋とする。
10月のホームカミングディ前後を想定するが、事情により時期は柔軟に設定する。また、2020年に向けて実施する事業、2020年を起点に開始する事業も100周年事業の一環と考える。
(2) 事業の性格は、「未来志向」とする。
100年の歴史を振り返りつつも、過去回帰にとらわれず、未来志向型、会員の能動的参加を促す事業を実施する。
(3) 参加対象は、名高商以来の全ての卒業生とする。
キタン会への会費納入者に限定せず、全ての卒業生を対象とする。また、事業により、広く一般市民が参加することも想定する。

2. 主要事業
(1) 催事
① 記念式典
式典、祝賀会、アトラクション等で構成する。これまでの周年行事を参考にしつつ、100周年にふさわしい式典とする。
② 講演・シンポジウム
著名人による講演、企業トップのキタニアン等によるシンポジウム等を検討する。フライブルグ大学研究者の参加も視野に入れる。
③ 交流型催事
支部・職域・同期会・ゼミ・サークルなど様々な集まりの開催を促進、関連して留学生の交流・家族との交流事業を展開する。数年前からシリーズ化して盛り上げていく。
(2) 記念出版
校史、論文、エッセイ集など複数のパートからなる記念出版物の刊行を目指す。刊行期間は2020年の前後数年間とする。
(3) キタンホール(仮称)
現在のカンファレンスホールをリニューアル、会の名を冠して親しんでもらう。ホールに併設するかたちで、寄付者ボードや交流スペースを検討する。学校施設としての基準を守り、学校側の要望を尊重する必要があり、他の大講義室の改修についても学校と話し合う。
(4) その他
会員参加イベントとして、ゴルフ・囲碁・俳句等の大会実施を検討する。
3. 広報
(1) 会員への周知・PR活動
キタン新聞、ホームページやSNS活用により情報を発信して、周知啓発に努める。また、会員の意向調査のためアンケートを実施する(計3回を予定)。
(2) シンボルマーク等の作成
100周年ロゴ、シンボルマークを公募により作成する。併せてマーク使用によるノベルティグッズを検討する。
4. 資金
(1) 事業費の積算と財源
各事業の費用について、事業の性格により財源を検討する。また、資金面における大学との連携について調整する。
(2) 寄付(特別会費)
会員からの拠出について、役員・会員への割り振り等を定める。募金活動は事業実施前1年間程度が妥当と思われるが、その前に募金の考え方や割り振り等の枠組みを定めておく必要がある。大学基金(特定枠)が既に設置されているので、篤志家の高額寄付には時宜を得て対応することとする。
(3) 公益目的財産の使用
100周年の機会に大学支援事業を拡大するため、支出計画を変更して財産を使用する。使用額は、総事業費にもよるが、5千万円程度で検討する。

5. キタン会のあり方
(1) 会の名称検討
100年の節目を契機に名称を見直し、創設時の名称「其湛会」への変更を中心に検討する。遅くとも100周年時の1年前には結論を出す必要がある。
(2) 会員の定義等
会員の定義を明確にし、会員番号、会員証を整備する。
(3) 新たな奨学金制度
企業と連携した新たな奨学金制度創設を検討する。